2019年6月の例会が、6月9日午後、目黒区中小企業センター会議室で開催されました。
まずは業務連絡から。
昨年度年間賞第一席の表彰(K.Iさん)
そのほか、春の撮影会のアンケート結果、2020年度の予定などが事務局より報告されました。
つづいて、前回例会からの課題(105mm、F4)のグループ討議です。各人自分の作品を持ち寄って、1グループ、4〜5人でお互いに検討し、5分ごとにグループを替え、ほぼ全員の作品の意図を作者より聞くことができました。
その後、講師よりPCを使って、各人の作品の講評をしていただきました。
ここで、講師が強調されたことの一つが、105mm、F4で撮る際は、何か手前に目の行く物を置くことが大事とのことでした。
続いて、本日のゲスト、鉄道写真家の米屋こうじ先生にスペシャルレクチャーです。
米屋先生は、講師の真島事務所の先輩で、米屋先生のおかげで今の講師があるとのことです。(詳しくは講師の自伝をご参照ください)今はアジアをはじめ、海外での鉄道と人の関わりについての作品を多く発表されております。また6月12日(水)〜23日(日)に米屋こうじ写真展「4X」が港区南青山のNADAR(ナダール)で開催されます。
演題名は「旅が教えてくれたこと」
どうして、写真を撮り始めたかからはじまり、最初は苦手だった人を撮ることが出来るようになったきっかけのタイの少女のこと(「その表情から心を突き抜ける物があった」そうです)、また「カメラは人と人の距離計である」;ちょうどよい距離感になると良い写真が撮れる、ただ撮るだけでなく、良い瞬間というものが訪れる、そのときに表情だけでなく、構図にも気をつけてシャッターを押す、など盛りだくさんのことをおしえていただきました。1時間があっという間でした。会場からの質問として、「どうやったら人を撮らせてもらえるか」について、10人いれば、10人ちがう、大事なのは、コミュニケーションをとってから、とのことでした。
続いて、春の撮影会の席順審査。
講師の熟慮の結果、第一席から第五席まで決定しました。入席された方、おめでとうございます。
選外になった作品についての講師や米屋先生からのご指摘もあり、勉強になりました。
最後は会場前で、記念撮影。
あとは、ホームルーム。
米屋先生による乾杯。
このあと、米屋先生の撮影こぼれ話、講師と米屋先生の真島事務所時代の話、
今の鉄道写真界のことなど、講師や米屋先生の本音トークもきけて、充実した3時間でお開きになりました。